IFSAの<笑止千万>=麻生首相の「解散はそう遠くない日に」でマスコミ大騒ぎ!ときた
★★衆院選、勝てると麻生首相
・・・都議選負けても責任「感じぬ」
YOMIURI ONLINE・2009.06.25
◇「麻生首相は25日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、衆院解散・総選挙の時期について、『解散の時期は言えないが、そう遠くない日だ。来る総選挙に勝利して、引き続き責任を持たなければならない』と表明した」。
◇解散は「そう遠くない日だ」って?何なんだこれは。◇現衆院議員の任期満了日は、ご存じコイズミのデタラメ郵政選挙(05.09.11)からまる4年の09.09.10。◇ということは、どうあがいたってあと2カ月少々の話にすぎない。それが明日だろうが9月だろうが、「そう遠くない日」に決まっているだろうよ!
◇それなのにマスコミは大騒ぎ。そもそも、麻生太郎のこんな無意味な発言にピリピリするほうがどうかしている。◇昨今のメディア、いくら話題がない、いや話題をつくれないとはいえ、お粗末を通り越す。
◇騒ぐのは新聞やテレビ、それに当の政治家だけで、国民は知ったことではない。シラケ以外の何ものでもない。
◇「首相は二十五日の講演で、衆院解散の時期について『遠くない時期に』と発言。これも独り歩きし、七月十二日の東京都議選前の衆院解散もあり得るとの空気をいったんつくってしまった」(★★首相また迷走!? 自民人事『白紙』・TOKYO WEB・09.06.29)。
◇どうでもいいことを勝手に<深読み>してみせるのがプロだとでもいうなら、どうぞご勝手に。◇「東京都議選前の衆院解散もあり得るとの空気をいったんつくってしまった」というが、例によってここには主語がない。
◇だからこその<空気>とはいえ、「つくってしまった」のはやはりそこらの自称プロたちだろう。
◇ところで、麻生太郎の首相就任(08.09)直後から、解散なんてまずないとIFSAはずっと言いつづけてきた。プロたちの卓見をせせら笑いながら。◇昨年の11月総選挙が<常識>とされるなか、そんな無謀な意見を発信してきたのは、私の知るかぎり、このIFSAとジャーナリストの上杉隆くらいのものではなかろうか。
◇IFSAの認識の原基はたったひとつ、社会学的&社会心理学的認識だけであり、政界の事情に通じてのことではない。◇麻生太郎という人間を凝視すれば、彼は解散などまずしないとすぐに分かってしまう。◇それも、IFSAに透視力があってのことではない。
◇<彼は1日でも長く首相の座に座っていたいだけ>!IFSAは解散なしの根拠をそう開示してきた。◇テレビでは、9カ月後のいまごろになってそうした見方を示す評論家がちらほら出てきてはいるが。◇もうここまできてしまえば、彼がたとえ今週解散しようが、IFSAの指摘はドンピシャだったと言い得よう。
◇ところで、総選挙前に自民党総裁(=首相)のくびを再々度すげかよようとの意見が党内にくすぶっているという。◇ブラックジョークではなくマジで。◇それに対する麻生首相のコメントがまたおもしろい。実に大甘の麻生らしくて。
◇いわく、「自民党内に出ている総裁選の前倒し論については、『もう一回、総裁選をやることは、自民党にとって(イメージとしては-筆者註)マイナスになる』と述べ、否定的な考えを示した」(同上・YOMIURI ONLINE)。
◇<オレが総裁・総理だ。そのオレをさしおいて総裁選前倒しだって?誰がそんなことを言っているんだ。やれるならやってみろ>。◇言葉づかいは別にして、これくらいのことをズバッとぶち上げられない日本の最高権力者って、もうそれだけで失格ではないか。
◇それを、<再度の総裁選は自民党にとってマイナスイメージになるからやめるべき>って、評論家のように言うんだからすっごい。
◇熾烈(しれつ)な権力闘争をくぐってきたかつての<三角大福中>が聞いたら、いすから転げ落ちることだろう。◇あれだけエグくて強かった自民党もすでに党の体をなしていない、と世間に公言しているようなものではないか。
◇そして麻生をはじめとする自民党幹部には、その自覚すらない。◇結構でした。(敬称略)
★★[IFSA・阿部社会学ラボ]★★阿部道生★
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