☆<福田おじいちゃま(兼)おぼっちゃま首相のわがまま投げ出し&おちゃらけ総裁選>のとっばっちりで、【IFSA・週なか掲載=かなり気になる、先週の <ベタ扱い>的重要記事】は(08.08.31現在)を最後に止まっていました☆そこで、何とかリカバリーすべく目下努力中。先週アップの(08.09.07現在)がその第一弾です☆今後週2回のペースで掲載し、遅れを取り戻します☆
★★政府:経団連に賃上げ要請へ
物価高受け消費下支え
毎日jp.・08.09.08
◇政権投げ出しを宣言した開店休業福田内閣のご乱行とはいえ、いくら何でもひどすぎる。◇笑止千万を通り過ぎ、あっけにとられるしかない。◇奥田→御手洗と自民党を懸命に支え続ける日本経団連にあっても、こればかりは「リンダ困っちゃう!」じゃなかろうか。
◇一方で、こんなものを記事にしなければならない記者もお気の毒。◇けれど、まあ下記のように、吹き出しもせずまじめに書いている。
◇「政府は日本経団連に対し、今冬の賞与や来年の春闘での賃上げを要請する方針を固めた」。◇「原油や原材料価格の高騰による食料品などの相次ぐ値上げで、消費者の負担が増しており、経済政策の一環として賃上げで家計所得を増し、個人消費を下支えするのが狙い」。
◇毎日新聞によれば、「政府が政策として要請するのは異例」とのことだが、もし政府に本気でする気があるのなら、例の2002.02に始まる「いざなぎ超え」とかいう<まがいもの好景気>時にばっちりやっときゃよかったのに。まったく。
◇この「マンガチックいざなぎ超え」に関しては、IFSA自家製データバンクにびっくり報道が保存されていた。◇いったいどんなものか、振り返ってみよう。
★★国内景気『いざなぎ』超え?
Chunichi Web・06.04.13
◇「いま国内は景気拡大が続いている。戦後最長の『いざなぎ景気』(1965年11月-70年7月の4年9カ月)を超す勢いだそうな」。◇「でも、なかなか実感が伴わない。『活況』の現場をのぞいてみると」。
◇「『人気のあるワンピースは店頭に出せないくらい。予約ですべて売れてしまうこともあります』 三越銀座店の広報担当者が切り出した」。◇「カジュアルな着こなしもできる流行のワンピースは一着五万-六万円が中心と値が張るが、二十代、三十代に人気で『飛ぶように売れている』という」。
◇「輸入バッグを扱うショップも二月末の改装をきっかけに、最も高い商品の価格帯をそれまでの六万-八万円から十五万-二十万円に引き上げた」。◇「三月の客一人が支払う単価は約二割増えた」。◇「消費意欲を高めているのは女性だけではなさそうだ」。◇「東京・新宿の伊勢丹本店の紳士服や男性向け宝飾品を専門に扱う『メンズ館』は、『男の新館』を改装した二〇〇三年九月から二年間で、売り上げを約30%増と大きく伸ばした」。
◇博報堂生活総合研究所の調査によれば、「『ついついエルメスの新作バッグを二十三万円で買ってしまった』(二十八歳)、『疲れていたため三十三万円のシモンズ(米国)のベッドを買った』(三十五歳)、(中略)『臨時収入があったので脱毛に八万円使った』(三十六歳)などなど」。◇この「女性たちの『豪快消費』」たるや、「必ずしも富裕層に属していない、都会に住むOLの消費動向」の一環というからぶったまげる。
◇そして、「内閣府が十日発表した三月(=06年3月-筆者註)の景気ウオッチャー調査によると、『街角景気』の実感を示す現状判断指数が、前月比三・八ポイント高い五七・三と過去最高になった」。◇各所より「景気の明るさを強調する声が数多く寄せられた」とも書かれている。
◇「熊野氏(第一生命経済研究所・熊野英生・主席エコノミスト-筆者註)は『常に負担増に先行する形で賃金が上昇していけば、サラリーマンの負担感は軽減される。つまり五歩後退する前に十歩前進させることだ。そうすればこれまで景気回復の恩恵を実感できなかったサラリーマンにとっての収穫期が、これからやってくる』と強調する」。◇何これ?
◇「宅森氏(三井住友アセットマネジメント・宅森昭吉チーフエコノミスト-筆者註)は景気の先行きを楽観する」。◇「『この間、景気後退になってもおかしくない局面が二度あったが、緩やかな成長で切り抜けた。各企業は在庫調整を終えており、需要が伸びれば生産増や雇用拡大につながる態勢になっている。四年を超える今の景気は、年こそとっているが、体力はむしろ若返っている』」。◇エコノミストの実態をあらわすいい見本だろう。
◇何も足さない、何も引かない!(=いや、厳密に言えば、部分引用したのだから引いてはいるか?ただし、足してはいない)。◇データバンクは、当時の異常な舞い上がりと<識者>のいいかげんさを正直に伝える。◇この記事自体に語らせるだけで十分。へたな解説は不要だろう。
◇だから常時、過去に戻ることが必要となってくる。◇特に<現在がすべて>の日本社会にあっては。◇でも、たしかに一部とはいえ、消費者におけるこの醜悪な姿。たった2年半前のことなのである。
★★クローズアップ2008:太田農相・次官辞任
汚染米へ無策、罪重く
毎日jp.・08.09.20
◇いまさら、ドッチラケ太田誠一農水相を弾劾しようというのではない。◇毎日新聞記者のユニークな視点に教えられたためだ。
◇「三笠フーズ(大阪市北区)などによる汚染米転売問題は、太田誠一農相と農林水産省の事務方トップ、白須敏朗事務次官が同時に辞任する異例の事態に発展した。直接の引き金は、事故後の同省の対応の不手際だが、問題が発覚するまで長年にわたって不正を見過ごしてきた同省の無為無策の罪は重い」の公式論で始まる文章は、意外な視点をもって締めくくられる。
◇「業界との結びつきが深い農政事務所などの出先機関と、流通現場の実情に疎い霞が関の農水省本省の『距離感』は、問題発覚後の不手際にも表れた」。◇「最初の発表があった今月5日以降、農水省の説明や情報提供は混乱を極め、発表内容も訂正や撤回を繰り返した」。◇「責任感を欠いた幹部の発言にも『しょせんは業界と出先機関の問題』の意識がなかったとは言い切れない」。
◇なかなかにリアリティがある。◇キャリアとノンキャリどころか、<本省>と<現地採用ノンキャリ中心の農政事務所>。◇聞いたこともない三笠フーズなんて、しょせんは農政事務所のお相手。本省は知ったことではない。◇両者で勝手にやってりゃいいんだのタカのくくり方が、本省に陣取るキャリアたちの<生活鈍感ぶり>を照らし出してしまった。◇記事はそう言いたいようだ。
★★死に物狂いでやれ・・・
小沢黄門”抜き打ち行脚”でカツ!
悲願の政権交代へ
ZAKZAK・08.09.10(A)
★★忘れ去られた「国会同意人事」に見る、
民主党の政権担当能力欠如
辻広雅文(ダイヤモンド社論説委員)
DIAMOND online・08.09.10(B)
◇「『何をやっているんだ! スタッフも事務所なんかにいないで、どんどん町を歩け。地道に頑張れ』 小沢氏は9日午後、衆院東京9区の新人候補事務所を『アポなし』で突然訪問し、居合わせた事務所職員らにこうハッパをかけた」。
◇「(前略)小沢氏は党本部に党都連会長の円より子参院議員を呼び、選挙情勢について『東京は厳しい。ほとんどの候補者がボーッとしている。(投開票日まで)あと2カ月しかないんだから死に物狂いでやれ』と厳しい口調で指示した」。◇「『その時の雰囲気では選挙は勝てないと、あらゆる機会に口が酸っぱくなるくらい言い続けてきた』。小沢氏は8日の記者会見で、『最後の戦い』と位置付ける次期総選挙を見据えて、こう強調した」(以上、(A))。
◇小沢一郎への好き嫌いは別にして、ここでの小沢流<ハッパ>は正しい。◇選挙の必須要件は<真のイミでのどぶ板>。IFSAもそう言い続けてきた。◇しかし民主党のインテリや松下政経塾出身者の多くは、この点をいちばん嫌うというかバカにする。もっと言えば、<どぶ板>から逃避する。◇駅頭での朝いち演説だけが<どぶ板>ではないのだ。
◇ところで辻広雅文の一文(B)は、自民党もひどいけれど小沢民主党もまたひどすぎるという文脈が中心で、そんななか、民主党の<一服の良心>として「政策通の論客で通る仙石(正しくは仙谷-筆者註)由人氏」の見解を紹介している。
◇しかしここでIFSAが注目したのは、辻とは逆に仙谷由人のひどさのほう。◇<反どぶ板><非どぶ板>の上っ面理念偏重こそが問題だからだ。◇政権奪取とは、その第一段にまず熾烈(しれつ)な権力の奪い合いがくる。格好つけた話などその後にどうぞ!は自明だろう。◇その仙谷センセイのご託宣を拝見すれば・・・・・・・。
◇「 『今、民主党は、政権奪取ただ一点を何事にも優先させる、という空気に染まっている。大きな問題であろうが小さい問題であろうが、身内に摩擦が起ころうが起こるまいが、まじめに議論すべきは議論せよ、と主張しても、相手にされない。冷笑されるだけだ」。◇「理念も規範も無視される。もはや、シニシズム(冷笑主義)と言ってもいい。(有力な党首候補である)岡田克也が今回の代表戦に出馬しなかったのは、そんな空気には距離を取りたかったからだ』」(B)。
◇仙谷は、全共闘の悪しき側面を体現している。◇「シニシズム(冷笑主義)」だって?それはいつも、仙谷グループの属性そのものではないか。◇あの権力志向ギトギトの小沢一郎に対して「シニシズム(冷笑主義)」なんて言ったら、ピンズレもいいところ。シニシズムが逃げ出す。◇また、こんな評され方をすれば、いい意味での原理主義者・岡田克也も迷惑千万このうえなかろうい。
《IFSA好みの欄外あるいは論外記事》
★★パトカーに突進の車に威嚇発砲、
飲酒運転の男を逮捕・・・埼玉
YOMIURI ONLINE・08.09.08(C)
★★パトカーが追跡直後、
車事故で男性死亡 神奈川
asahi.com・08.09.08(D)
◇「(前略)埼玉県和光市白子の県道で、乗用車と大型トラックがトラブルを起こし、通報を受けて駆け付けた朝霞署のパトカーに乗用車が前後進しながら衝突を繰り返した」。◇「前部が大破したパトカーから降りた男性巡査長(40)は、車が突進してきたため、上空へ1発威嚇射撃。約3メートルの距離から運転席に向けても1発発砲し、窓ガラスに当たった」(C)。
◇赤信号無視のクルマをパトカーが発見。◇「(前略)サイレンを鳴らして約200メートル追跡。車幅が狭くなり、危険と判断して追跡をやめた」。◇「事故現場はその約500メートル先だったという」(以上、(D))。
◇IFSAの独断では、「危険と判断して追跡をやめた」がキレイゴトに聞こえて仕方がないが、まあその事実関係はともかく、マスコミ的世論にあっては、パトカーが追いかけること自体を<悪>とする風潮が見られる。◇では追うなというのか。威嚇射撃も一切するなというのか。
◇そしていつも決まったように、副署長の談話が登場。◇まさに、<その男・副署長>だ。◇読売新聞では、「同署の小山嘉則副署長は『適正な拳銃使用と考えている』としている」。◇朝日新聞では、「須藤正彦副署長は『適切な追跡だった』と話している」。◇この予定調和路線はいったい何なのだろう。世論にフラフラ、警察にフラフラ。
◇各論に即し、その都度しっかりと<価値判断>したらいかがでしょうか、大マスコミの皆さん。◇もちろんのこと是々非々で。
★★植草元教授、名誉棄損では勝訴
・・・サンデー毎日に賠償命令
YOMIURI ONLINE・08.09.08
◇ZAKZAKが「ミラーマン」なる尊称を奉る植草一秀大先生(=たしかにその経済分析は優れている)ですが、「サンデー毎日」に33万円の賠償を命じた判決理由がIFSAには大ウケだった。
◇「問題となったのは、植草被告について『セクハラ癖があることは業界では有名』などと報じた2004年5月2日号の記事。判決は『原告の”セクハラ癖”は真実と認められるが、”業界では有名”という部分は真実の立証がない』と述べた」。
◇大先生の○理屈が認められたのだから、センセイの大勝利なのでありましょう。◇そしておそらくは、当の「サンデー毎日」も何で負けたのやらさっぱり分からない。(敬称略)
★★[IFSA・阿部社会学ラボ]★★阿部道生★
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