« IFSA・週なか掲載=かなり気になる、先週の <ベタ扱い>的重要記事(08.08.24現在) | トップページ | IFSA・週なか掲載=かなり気になる、先週の <ベタ扱い>的重要記事(08.08.31現在) »

2008年9月 2日 (火)

IFSA「シリーズ・散歩の凡人=久々の信州旅行(2)→おぼろげな記憶の蓼科高原へ」

前回の<IFSA「シリーズ・散歩の凡人=久々の信州旅行(1)→八千穂高原・麦草峠から蓼科へ」>(08.08.26)は、自宅のある東京都板橋区から藤岡IC(群馬県)までが関越自動車道藤岡市からは一般道でR254R141R299を走り、2000m級の麦草峠を通過するところまででしたあと少しで、本日の宿泊地・蓼科になります

◇ウィキペディアでその<麦草峠>を引いてみると、初っぱなにこうある。◇「麦草峠(むぎくさとうげ)は、長野県茅野市と佐久穂町の間にある峠。国道299号の最高地点で、標高は2,127m国道で2番目に標高の高い地点である(最も高い地点は渋峠)」。◇なお、ここでいう渋峠とは、湯田中・志賀高原から草津へ抜けるR292にあり、たまたま今回2泊3日のドライブ最終日に通過した地点でもあった。◇それについては、最終回にて。

R299の麦草ヒュッテあたりが自治体の境界で、東が前回触れた佐久穂町、西が茅野市となる。茅野市に入ったところからは、もう大きな意味での蓼科高原といってもよかろう。◇つづら折りの国道を南西へ下ると、「(左)渋温泉・明治温泉」の看板が突然あらわれた。前々から一度じっくり見ておきたい場所と思っていた関係上、渡りに船と左折する。

◇しかしそれが大変なことに。渋・明治温泉などすぐ先と判断したのが大間違いで、クルマがすれ違えないような未舗装林間道路を延々と走らされ、なかなか明るいところへと出られない。◇道に迷ったかとの不安もよぎるが、またまた渋温泉・明治温泉の小さな手書きプレートがあらわれるし、カーナビを見ても大筋はあたっている。◇戻るスペースもないからとにかく突き進むと、ようやく奥蓼科温泉郷の舗装路に出た。

◇そこを左折してちょっと行けば、左側に超日本的な渋・辰野館があらわれる。ずっと想像していた辰野館ってこういうものか。◇明日泊まる湯田中渋温泉郷にも渋温泉、ここ蓼科にも渋温泉。前々から自分の中でイマイチすっきりしてこなかった部分が、これで晴れた。◇なお、ここから数キロのところには渋の湯温泉があってどんづまりのため、Uターン。次は明治温泉の見学へと向かう。

◇しかし、クルマでのアクセスは難しいといった趣旨のな標識があり、時間がないこともあって断念。一気に今夜の宿を目指す。◇すると左側に、コバルトブルーのきれいな池があらわれ、意外なこともあってびっくり。◇車内から案内板を見れば、御射鹿池(みしゃかいけ)というらしく、人工の農業用ため池とある。東山魁夷の絵の題材にもなったらしい。

◇人工でありながら、まるで自然のような色彩とたたずまい。こういうものもあるんだと妙に感心した。◇その存在自体まったく知らなかった小さな池だが、あらためてゆっくり訪れる価値がありそうだ。

◇さて、今日の宿はピラタスの丘に点在するペンションのうちの1軒である。ペンションって、友人経営のそれを除けば、もう25年近く泊まったことがない。30歳代のころは安曇野のペンションなどによく泊まりにいったけれど。

◇ではなぜ本日に限ってペンション泊かといえば、旅行の立案が急で宿を取りにくかったこと、信州好きの信州知らずでここ蓼科だけがエアポケットだったこと、この<蓼科高原ピラタスの丘ペンション村>は「標高1700m 空に最も近い所にあるペンション村」、それなら一度泊まってみるかとの気にさせてくれたこと・・・・・・等の理由による。◇この高地に25軒以上のペンションが肩を寄せ合い、個性を競っているらしいのだ。

◇たまには若い気になって楽しんでみるかと、少々の冒険を覚悟で予約した。◇たしかにここからの眺めはすばらしい。眼下には広い緑の向こうに茅野市街が、すぐ右手には2500m超火山の蓼科山(八ヶ岳連峰のひとつ)がのぞめるパースペクティブなどそうそうあるものではなかろう。◇これだけでも、ペンションを選んだのは成功といえた。◇しかし、である。

◇やはり還暦を過ぎたおじさんにとおばさんにはつらいところのあったのも正直なところ。◇宿泊料を勘案せずにぜいたくなことを言うなとの非難を承知で述べれば、厳しかったのは以下の点であった。

◇*最大の難点は、トイレが部屋にないこと。やはりこれはこたえる。そして洗面所も。*部屋はベッドが入ればいっぱいで、ベッドに寝っ転がる以外、本を読むスペースもない。◇そして料理は素材から何から超良心的なのに、最後の決め手の味付けがイマイチ素人っぽく、ぴりっとこない(=なお、この点はたまたま泊まったペンションの問題かも知れず、普遍化するのは危険)。

◇あとはきわめて観念的感想なるも、建物から内装からその雰囲気から、やはりどこか<家庭的>で、それが非日常でありたい旅行にそぐわない。◇いや、そのファミリアーな面を求めて訪れるペンションファンが多いのは知っているけれども。◇今回は1700mという稀有(けう)な立地だからあえてペンションにチャレンジしてみたし、それはそれで大いにメリットがあったとはいえ、これからも時々はペンションに泊まってみるかという気にはどうしてもなれなかった。

◇ペンションが悪いのではなく、こちらのニーズと合致しないジャンルを選んだわれわれが悪い。◇その点はどうか誤解なきよう。

◇食後、ダイニングのテーブルを借りて当IFSA通信の原稿を書こうとしたら、IFSAの使っているウィルコムが<圏外>で使い物にならず。携帯のドコモはバッチリ入るのに。◇急きょアタマを切り替え、紅茶を飲みながらの約2時間、1700mでの読書を楽しんだ。(敬称略)-つづく-

★★[IFSA・阿部社会学ラボ]★★阿部道生★

|

[IFSAの休憩室]-街歩き・旅行・読書・趣味など-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。