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2008年7月12日 (土)

たまにはリラックスして団塊世代のデジタル話でも=携帯・ネット・デジカメ関連(下)

シリーズ「たまにはリラックスして団塊世代のデジタル話でも=携帯・ネット・デジカメ関連」「(上)=2008.06.26)」は、携帯の<電話機能+メール機能>くらいしか使わないわれわれ夫婦が、movaからFOMA905iシリーズへと買い替えた経緯、いつも<キョロキョロどん尻後追い>が身上のドコモという企業の問題点、そうはいっても905iそのものが備えるポテンシャル予感、そんな話が中心でしたそして「(中)=08.06.29)」は、905iなる小さな巨人自体の評価へ今回は、ネットとデジカメの<近々未来>についてです

◇その前にもうひとつだけ、携帯電話について。◇昨日のテレビニュースは、NHKも含めてアイフォーン一色だった。◇その映像を見てIFSAがいちばん気になったのは、キーならぬタッチパネル方式。◇これがプラスと出るかマイナスと出るか、ポイントはまずそこだろう。◇そして付録の魅力は、まるでマジシャンの手のような、写真のズームイン&ズームアウト操作。あれはおもしろい。

◇自身の経験からいえば、カーナビは断然タッチパネル方式がすぐれている。以前のクルマで使っていたリモコンなど、まったくお呼びではない。◇しかし、筐体(きょうたい)自体が小さい携帯の場合はどうなのだろう。◇左手でボディーをおさえながら右手でタッチ?それとも、若い子たちがお得意の、左親指による伝統的キー操作?◇前者はどこかおさまりが悪いような気もするが、こればかりは実機に触れてみないと何ともいえない。

◇ところで、マスコミの熱狂のなかにあって、産経新聞は冷めた記事をしたためている。◇<★★アイフォーン商戦の光と陰 予約認めず行列演出?・MSN産経ニュース・08.7.11>がそれで、自然とこちらの目が引きつけられるタイトルになっている。

◇まずは「ソフトバンクモバイルが11日発売した米アップル製の高機能携帯電話『iPhone(アイフォーン)3G』は、同社とアップルの巧みな販売戦略によって、各地の販売店で熱心な購入希望者が行列を作るなど異例の盛り上がりをみせた」「(前略)タッチパネル式の革新的な操作性や、音楽プレーヤー機能で若者の歓心を誘い、昨年6月の発売後に米国や欧州で600万台を出荷した」としながらも、以下のような意表を突く指摘をなす。

◇「ただ、各地で行列が相次いだのは、小売店で通常行われる予約販売をアップルが認めなかったためとされる」。◇「通信業界関係者は『行列を作らせ、ブームを演出しているとしか考えられない』と、顧客軽視の姿勢を批判した」。◇「米国では昨年の発売後、半年で販売ペースが減速した。日本ではおサイフケータイや絵文字が使えず、月額利用料が高いこともあり、今後は人気の持続力が問われることになる」。

◇きりがないから携帯篇はこれくらいにし、インターネット環境の話題へ移るとしよう。◇IFSAは最初から、ウィルコム(当時はDDIポケット)のPHSカードを使っている。◇板橋の家と横浜の家を往復、しかも旅行はしょっちゅう。とあれば、<どこでもいつでもインターネット環境下>でなければならないし、当IFSA通信のアップに差しさわりがあってもいけない。◇他方、妻はNTTのフレッツ光。その速さは比類がなくサックサク。要は、用途次第ということだろう。

◇しかし冷静かつ本質的に考えてみれば、固定電話携帯電話の流れと同じく、インターネットの引き込みにコードのついていることそのものがウザイ!◇LANとかいっても、大本にはやはりコードが。◇そう、いずれ近いうち、インターネットも<携帯電話>方式となるのは必定といえよう。◇モバイルでないネットなんて考えられない!という時代がそこまできていなければおかしいのだ。

◇そこで素人のIFSAが注目するのが、<次世代高速無線通信>。◇手元には、専門家・石川温によるこんな記事がある。

★★ついに決着がついた2.5GHz帯割り当てをめぐる闘い
NIKKEI NET・07.12.21

◇「総務省のサンタクロースは、KDDI陣営ウィルコムに最高のクリスマスプレゼントを渡した」。◇「次世代高速無線通信に割り当てられる2.5GHz帯を巡る争いもようやく決着がつき、21日に開催された電波監理審議会で、KDDI陣営とウィルコムの2社に決定したのだ」。◇今回落選したソフトバンクモバイルを含め、ここにいたるまでの場外乱闘はすさまじいものがあったらしい。◇逆に言えば、この分野がそれだけ魅力的ということだろう。

◇IFSAとしては、PHS特有のジーコジーコでちっとも画面が出てこないスタイルから始め(=その間は新聞が読めるほどだった)、半年くらい前からはウィルコムのプロコースへと移動。◇それでもチンタラ感はぬぐえない。それが09年よりADSL並の速度と言われれば、PHS派のこちらとしても少しは希望がもてるというものだろう。

◇さてネットはそのくらいにし、本日最後の話題はデジカメ、それもデジタル一眼レフ(デジイチ)についてである。◇IFSA通信でも何回か書いてきたように、私はフルサイズのデジイチでなければ真剣に使う気がしない。◇フルサイズとは、フィルム時代の24mm×36mm画面のこと。しかしデジタルの場合、撮像素子にまだまだコスト面の制約があるようで、業界はそれよりぐっと狭い画面にてお茶を濁してきた。

◇その影響で、レンズの焦点距離がたとえば1.5倍とかになってしまう。◇ただ、200mmの望遠が黙っていても300mmになるのだから、スポーツカメラマンにとってはむしろ僥倖(ぎょうこう)であり、これを逆手にとらない手はない。◇開放F値をそのまま維持しながら焦点距離をのばせるのだから。高価格で明るくバカデカイ300mmをあえて買わなくても済むのだから。

◇だが私のような広角レンズ大好き人間はたまったものではない。愛用の24mm広角が、知らないうちに36mmといった準広角に。◇反対に、20mmの画角を求めようとすれば、13mmなんてとんでもない広角を探さなければならなくなる。◇性能のいいそんなものがはたしてあるのかどうか。◇だから私はコンデジ(コンパクトデジカメ)のキヤノン・パワーショットG7、妻は歴代のEOS kissデジタルで我慢してきたのだった。

◇ここで、このフルサイズについて少々概観しておくとしよう。◇キヤノンはもうずいぶん前(02.11)から、EOS-1Dsシリーズとして、超ぶっ飛び価格・プロ用フルサイズ機を世に問うてきた。もちろん、世界で唯一の快挙として。◇そしてハイアマチュア機への採用は、EOSの5D(05.10)。フィルム一眼レフ時代ならわれわれがずっと使ってきたクラスではあるが、何せ30万円台後半がネックだし、デジイチのサイクルは短いときている。すぐ買うわけにはいかない。

◇価格を除けば、EOS5Dの登場はこれまたキヤノンの快挙であり、古くなった液晶以外、性能はいまだ最先端という人もいるくらいの実力を発揮する。◇ただ私としては、EOS5Dの第二世代に当初から照準をあわせてきた。それがどうも今年の後半にはというウワサだから、いきおい落ち着かなくなるわけである。◇折半でまず1台を買おうと、妻とは約束している。

◇最後に公平を期するイミからも、キヤノンの永遠のライバル・ニコンの動向を報告しておくとしよう。◇デジタル時代へ入ってからのキヤノンは、追いつき追い越せの謙虚な精神を失い、人一倍調子にのっていた。◇技術はいっぱいあるのに出し惜しみをし、ちょっとしたマイナーチェンジで余裕をみせてはニコンを刺激し続けた。◇それ自体、キヤノンファンへも失礼なことであるというのに。

◇珍しく進取の気性に富む社長がニコンにあらわれ、ハングリー精神でキヤノンの<増長>を突いたからたまらない。◇ニコンはまず、意外にも低価格デジイチへと参入するが、このかく乱作戦にキヤノンは動揺を隠せず、ここ1年ほどは打つ手もなく見ているだけを強いられた。◇しかもあのお堅いニコンが、キムタクときたのだから。昨年と今年の上半期、キヤノンは首位の座を明け渡すこととなった。

◇普及機でもうけた分を研究開発へ。キヤノンがずっと踏襲してきたパターンをニコンに奪われ、ニコンは念願のフルサイズ・デジイチまで出すこととなる。◇まずはフラグシップのD3(07年11月)として。そして余勢を駆り、ハイアマ向けのD700をこれまたフルサイズで今月末にも発売する。

◇ただそうはいっても、キヤノン対比で、前者フラグシップは何と5年遅れ、ハイアマは3年弱遅れのテイタラクではあった。◇なんだかんだともっとらしい理由をつけてはきたものの(=ニコンは昔からそれが得意)、要は技術が追いつかなかっただけのこととIFSAは見ている。◇それを5年の後出しじゃんけんで一気に勝ちに転じようというわけだ。

◇ちまたのスズメによれば、キヤノンはEOS5Dの新バージョンをもうとっくに出しているはずだった。しかし思いもかけずニコンからD700までが。◇となれば、新EOS5Dたるもの、D700を軽~く抜き去るものでなければイミをなさない。だから大あわてでてスペックアップにとりかかっている・・・・・・・。◇真偽のほどは別にし、新5Dを待つ身としてはこれほどありたがいこともなかろう。ぜひとも大いなるバトルを。

◇なお、ここのところ惨敗つづきの<負けん気キヤノン>が黙っているとは考えにくい。◇今春(08.03)EOS kiss X2を発売したばかりなのに、今度は入門機のEOS F(08.06)と矢継ぎ早の反攻。◇下期に首位奪還を狙っているのはまちがいがない。◇だが、キヤノンに王者は似合わない。ポリシーのぶれない頑迷な挑戦者こそが向いている。そのスピリットを見せていただこうじゃないか、今年の後半に。◇実に楽しみであります。(敬称略)

★★[IFSA・阿部社会学ラボ]★★阿部道生★

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コメント

APS-Cサイズのデジタル一眼レフについては、焦点距離が1.5倍になるのではなく、画角が1.5倍になるのです。
つまり、周囲がトリミングされるだけなので、背景のボケ(被写界深度)や、パースペクティブは元のレンズのままなので、とてもフルサイズからAPS-Cになると違和感を感じます。

投稿: ももりん | 2008年7月31日 (木) 17時07分

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